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カスタムカーが車検に通らない原因|失敗しない対策と基準を解説

文 / LUPUS NOVA株式会社

カスタムカーが車検に通らない原因|失敗しない対策と基準を解説

愛着を込めて仕上げたカスタムカーが、車検で落ちてしまわないか不安を感じていませんか。実は改造そのものが違法なわけではなく、道路運送車両の保安基準を満たしていれば車検はきちんと通ります。

落ちやすいのは車高やタイヤ、マフラー、灯火類、窓ガラスなど、安全に直結する一部の部分に限られます。項目ごとの基準を正しく把握し、車検前に一つずつ確認しておけば、見た目の完成度と適法性は無理なく両立できます。

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1. カスタムカーが車検に通らないと言われる理由とは?

カスタムカー 車検 通らない

1.1 カスタムカーでも保安基準内なら車検は通る

カスタムカーが車検に通らないと言われるのは、改造そのものが禁止されているからではありません。車をカスタムする行為は法律で禁じられておらず、道路運送車両の保安基準を満たしていれば、外観を変えた車でも問題なく車検を通せます。

車検の合否を分けるのは「改造したかどうか」ではなく「保安基準に適合しているか」です。

パーツを交換していても基準内に収まっていれば通りますし、逆に見た目がほぼ純正でも一部が基準を外れれば通りません。車検で見られているのは安全性と法令適合であり、個性を否定するものではないのです。まずこの前提を押さえておくと、不要な不安を減らせます。

実際に、カスタムした車で車検を取得できたという声もあります。

SNSの声

「カスタムカーの車検取得出来ましたよ^_^ ベースはMR2‼️」

出典: X(@NATS_info)

1.2 車検に通らない主な原因の全体像

カスタムカーが車検で引っかかる箇所には、ある程度決まった傾向があります。落ちやすい項目をあらかじめ把握しておくと、事前チェックの精度が上がります。

主に指摘を受けやすいのは、次の項目です。

  • 車高のローダウンによる最低地上高不足

  • エアロやフェンダーによるサイズ変更

  • タイヤやホイールのはみ出し

  • マフラーの音量や排ガス

  • 灯火類の色や光量

  • 窓ガラスのフィルムによる透過率不足

これらはいずれも保安基準に直結する部分です。自分の車のどこが該当しそうかを、この一覧を手がかりに見直しておくと安心です。

1.3 車検対応パーツでも改造とみなされる場合の考え方

「車検対応」と記載されたパーツを使っていても、必ず車検を通るとは限りません。車検対応品は、あくまで適切な条件で単体装着した場合を前提としています。

取り付け方や他パーツとの合算次第では、基準を超えてしまうケースもあります。

例えば車検対応マフラーでも、ローダウンと組み合わせて最下部が下がれば、最低地上高を割り込むことがあります。複数のパーツを重ねるほど、単体では問題ない部品でも合計で基準を外れやすくなりがちです。車検対応という表示は保証ではなく目安と捉え、装着後の実測で確認する姿勢が欠かせません。

補足として、公的機関では次のように案内されています。

公的機関の情報

「後付けの自動車部品や「車検対応」と表示された用品の扱いについて、部品単体での基準適合性の審査や「指定部品」などに関するよくある質問がまとめられています。表示があることと基準への適合が必ずしも一致しない点に関する情報が確認できます。」

出典: www.naltec.go.jp

2. 車高・サイズ変更で車検に通らないケースと基準

カスタムカー 車検 通らない

2.1 車高のローダウンで車検に通らない最低地上高90mmの基準

車高を下げるローダウンで最も注意すべきなのが、最低地上高です。原則として、地面から車体の最も低い部分までの高さは9cm(90mm)以上が必要とされています。

この最低地上高の測定対象には、マフラーの最下部やメンバー、スポイラーの下端なども含まれます。

そのため見た目の車高だけでなく、車体の一番低い部分がどこかを把握しておく必要があります。測定は平らな場所で行われるのが基本です。ローダウン量を大きくするほど基準ぎりぎりになりやすく、わずかな段差で擦るような車高は指摘対象になりかねません。

2.2 エアロパーツやオーバーフェンダーによる全長・全幅・全高の変化

エアロパーツやオーバーフェンダーの装着は、車の外形寸法を変えることがあります。一定の範囲を超えると、車検証の記載と実車が食い違い、手続きが必要になります。

寸法変更の目安となる範囲は次のとおりです。

  • 全長の変化は3cm以内

  • 全幅の変化は2cm以内

  • 全高の変化は4cm以内

これらの範囲を超えると、原則として構造等変更検査を受ける必要が出てきます。エアロを選ぶ際は、装着後の寸法が記載値からどれだけ変わるかを事前に確認しておくと、後の手続き漏れを防げます。

2.3 車両重量の変化で記載変更が必要になる場合

重量物のパーツを追加したり撤去したりすると、車両重量が変わり、車検証の記載と実車がずれることがあります。大きな装備の変更では、記載変更や構造変更の対象になる場合があります。

車両重量の変化は、目安として小型・軽自動車で50kg、普通車で100kgを超えると手続きが必要とされています。

例えば重い防音材の追加や、逆にシートの撤去などで重量が動くケースが考えられます。見た目に現れにくい変更でも、計測で差が出れば指摘されます。大がかりな内外装の変更を行うときは、重量の増減も併せて確認しておくと後の手続き漏れを避けられます。

3. タイヤ・ホイールで車検に通らないケースと基準

カスタムカー 車検 通らない

3.1 タイヤのはみ出しが車検で許容される範囲

タイヤのはみ出しは、条件を満たせば一定範囲まで認められます。2017年6月の保安基準改正で、一部のはみ出しが緩和されました。

許容される主な条件は次のとおりです。

  • 対象は9人乗り以下の乗用車

  • タイヤ中心の垂線から前方30度・後方50度の範囲

  • はみ出し量は10mm未満まで

  • 対象はラベルやリムガードなどタイヤ部分のみ

これらの条件をすべて満たす場合に限り許容されます。自分の車が対象区分に当てはまるか、はみ出し量が範囲内かを実測で確かめておくことが、判断の出発点になります。

3.2 ホイール本体やナットのはみ出しが車検で不可な理由

前項の緩和で認められたのはタイヤ部分だけで、ホイールまわりは対象外です。ホイール本体、ホイールナット、ホイールキャップのはみ出しは、10mm未満であっても認められません。

タイヤは多少はみ出せてもホイールは一切はみ出せない、という線引きが基本です。

これは、金属部分の突出が歩行者や他の車と接触した際の危険につながるためと考えられます。ツライチを狙ってオフセットを詰める場合、タイヤは範囲内でもホイールリムが出てしまう例は少なくありません。フェンダーとの位置関係は、タイヤとホイールを分けて確認する必要があるのです。

3.3 リフトアップやドライブシャフト干渉で車検時に指摘されるケース

車高を上げるリフトアップでも、車検で指摘を受けることがあります。ブロックなどで持ち上げた場合でも、部品同士の干渉や光軸のずれが問題になりがちです。

車高を変えるとヘッドライトの光軸が上向きにずれ、そのままでは基準を外れることがあります。

またサスペンションの動きが変わることで、ドライブシャフトの角度がきつくなり、周辺部品と干渉するケースも考えられます。リフトアップは上げるほど各部への影響が広がります。光軸調整や干渉確認をセットで行う前提で計画すると、車検時の指摘を減らせます。

実際に、SNS上ではリフトアップ車の車検で次のような声も見られます。

ネット上の声

「先日車検に持ち込むと、「リフトアップしている・ドライブシャフトが干渉している」という理由で「うちの店では車検ができない」と断られました。」

出典: Yahoo!知恵袋

3.4 ツライチや引っ張りタイヤで注意したい点

ツライチや引っ張りタイヤは人気のスタイルですが、車検の観点では注意点があります。見た目を優先しすぎると、基準や安全性から外れやすくなります。

主に気をつけたいのは次の点です。

  • ホイールがフェンダーからはみ出していないか

  • タイヤのはみ出しが10mm未満に収まっているか

  • 引っ張りによるタイヤの強度や空気圧の適正

  • 車検証の記載と実車のサイズに差がないか

これらは条件次第で合否が変わります。スタイルを楽しみつつ車検も見据えるなら、装着前に許容範囲を確認し、実測しながら詰めていく進め方が無難です。

4. マフラー・灯火類・内装で車検に通らないケース

4.1 マフラー改造が車検に通らない音量と排ガスの基準

マフラー交換で車検に落ちる主な要因は、音量と排ガスです。認証を受けていない社外マフラーでは、規制値を超えたり触媒を撤去したりして不適合になる場合があります。

目安として、2010年4月以降に製造された車では、近接排気騒音が普通車で96dB、軽自動車で97dB以下とされています。

加えて、触媒を取り外すと排ガス基準を満たせず、車検を通せません。純正同等の触媒を備え、規制に適合したマフラーを選ぶことが前提になります。製造時期によって適用される規制が異なるため、自分の車がどの基準に該当するかを確認しておくと安心です。

4.2 灯火類の色や光量で車検に通らない基準

ヘッドライトやウインカーなどの灯火類は、色と光量に細かな決まりがあります。社外品やLED化で色味が変わると、基準を外れることがあります。

代表的な色の決まりは次のとおりです。

  • ヘッドライトは白色

  • ウインカーは橙色(オレンジ)

  • ブレーキランプ・テールランプは赤色

  • バックランプは白色

これらの色から外れると指摘対象になります。純正から灯火類を変更する際は、色と明るさが規定に収まっているかを点灯状態で確認しておくと、当日の差し戻しを避けられます。

4.3 窓ガラスのフィルムと透過率70%の基準

窓ガラスのフィルムやスモークは、貼る位置によって扱いが変わります。前面ガラスと運転席・助手席のガラスは、可視光線透過率70%以上が必要です。

運転席まわりのフィルムは、濃さによっては透過率70%を下回り、車検に通らなくなります。

一方、後部座席やリアガラスには透過率の制限がなく、濃いスモークでも問題にならないのが一般的です。純正ガラス自体がもともと透過率に余裕のない車種もあり、その場合は薄いフィルムでも基準を割ることがあります。運転席まわりに貼る際は、施工後に透過率を測定して確認する進め方が確実です。

4.4 内装カスタムで保安基準に関わる部分

内装のカスタムは自由度が高い一方、保安基準に触れる部分もあります。安全にかかわる装備を変えると、車検で確認されます。

特に注意したいのは次の項目です。

  • ステアリングの径やホーンの機能

  • シートの強度と取り付け状態

  • 警告灯やメーターの正常な表示

  • シートベルトの装着と機能

これらは乗員の安全に直結します。内装をドレスアップする際も、機能を損なわない範囲にとどめることが、車検を見据えたカスタムの基本になります。

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5. カスタムカーを車検に通すための手順と対策

5.1 構造変更で車検を通すときの申請の流れ

寸法や重量が基準の範囲を超えるカスタムでは、構造等変更検査が必要になります。手順を知っておくと、慌てずに準備を進められます。

申請は次の流れで進みます。

  1. 必要書類の準備:車検証や変更内容が分かる資料をそろえる

  2. 運輸支局へ予約:構造変更検査の日程を予約する

  3. 検査の受検:寸法・重量・保安基準の適合を検査で確認する

  4. 車検証の書き換え:合格後に新しい内容へ記載を更新する

補足として、公的機関では次のように案内されています。

公的機関の情報

「登録自動車の構造等変更に関する手続きについて、その流れや必要となる確認事項が案内されています。寸法や構造を変更した際の手続きの概要を確認できます。」

出典: www.jidoushatouroku-portal.mlit.go.jp

この流れを踏めば、大幅なカスタムでも合法的に登録し直せます。書類の不備で再訪になることもあるため、事前に必要書類を確認しておくと一度で進めやすくなります。

5.2 純正戻しや車検対応品への交換という選択肢

基準を外れるカスタムをしている場合、車検を通す方法は大きく二つあります。車検時だけ純正へ戻す方法と、車検対応品へ入れ替える方法です。

一時的な純正戻しは費用を抑えやすい一方、着脱の手間と工賃が毎回かかります。

車検対応品への交換は初期費用がかかるものの、以降は純正戻しの手間なく車検を迎えられます。どちらが向くかは、カスタムの内容や車検のたびの手間をどう考えるかで変わります。長く同じ仕様で乗るなら対応品化、頻繁に仕様を変えるなら純正戻し、といった判断が一つの目安です。

5.3 車検前に確認したいカスタムのチェックリスト

車検前には、落ちやすい項目を一通り自分で見直しておくと安心です。項目ごとに確認ポイントを整理すると、抜け漏れを防げます。

次の表は、主なチェック項目と確認の目安をまとめたものです。

項目

確認すること

判断の目安

車高

最も低い部分の高さ

90mm以上あるか

タイヤ

フェンダーからのはみ出し

条件下で10mm未満か

ホイール

本体・ナットの突出

はみ出していないか

マフラー

音量と触媒の有無

規制値内で触媒ありか

灯火類

色と光量

規定の色に収まるか

前席まわりの透過率

70%以上か

この一覧をもとに一つずつ確認すれば、当日に慌てる場面を減らせます。判断が難しい項目は、印を付けて専門店に相談する材料にすると進めやすくなります。

5.4 整備工場やカスタム専門店に車検前へ相談する進め方

基準の判断が難しいカスタムは、自己判断で車検に臨む前に相談しておくと安心です。改造内容を熟知した整備工場やカスタム専門店なら、どこが基準に触れそうかを具体的に指摘できます。

微妙なラインの改造ほど、事前相談で通る仕様に調整しておく価値があります。

相談の際は、装着しているパーツの一覧や、可能であれば実測値を伝えるとやり取りがスムーズです。車検対応の施工に慣れた専門店なら、合法範囲を前提に仕上げてくれるため、早めに相談すれば当日の差し戻しや作業のやり直しを避けやすくなります。

基準の判断に迷う部分ほど、経験豊富な作り手の視点を借りることで、通る仕様へ無理なく近づけられます。

6. LUPUS NOVAが手がける車検対応のカスタムカー

6.1 車検対応の範囲で仕上げるカスタムカーの考え方

カスタムカーで完成度を求めるほど、適法性との両立が悩みどころになります。LUPUS NOVAは、車検対応の範囲を前提に一台を仕上げるという考え方を大切にしています。

パーツを積み増すのではなく、外装・足回り・内装・セッティングのすべてに一つの思想を通し、完成された一つの形として整えるのが特徴です。

国内有数のアフターパーツメーカー出身のスタッフが在籍し、合法範囲を前提とした施工を行い、車検への適合にも配慮したカスタムを提案しています。

見た目の迫力と車検の両立に不安を抱えてきた方でも、基準を踏まえた設計で仕上げられるため、公道で安心して楽しめる一台に近づけます。外装から調律までを一つの思想で束ねる姿勢は、LUPUS NOVAが手がけるカスタムカーの根幹にあります。

6.2 こんな悩みを持つ人に向いているサービス

LUPUS NOVAのカスタムカーは、完成度と適法性の両方を求める人に向いています。次のような悩みを持つ方に適したサービスです。

  • 車検に通るか不安なままカスタムしている

  • 見た目の完成度と合法性を両立したい

  • パーツ選びや基準の判断に迷っている

  • 一貫したコンセプトで一台を仕上げたい

これらに心当たりがあるなら、基準を踏まえた提案を受けられる専門店に相談する価値があります。自分だけで基準を追い切るのが難しいと感じている方ほど、専門知識を持つ作り手と組む意味は大きいはずです。

6.3 依頼を検討する際のハードルに関する補足

はじめて専門店に依頼するときは、敷居の高さを感じる方もいます。LUPUS NOVAは完全予約制をとり、一人ひとりに個別で対応する体制を整えています。

完全予約制のため、じっくり相談しながら方向性を固められるのが特徴です。

プレミアムセダンや高級ミニバンを主な対象に、対話を重ねながら仕様を決めていきます。いきなり大きな依頼を決める必要はなく、まずは今の車の状態や希望を伝えるところから始められます。検討の入り口として、LUPUS NOVAのカスタムカーの世界観に触れてみるのも一つの方法です。

7. まとめ:カスタムカーの車検は事前確認で安心して通そう

カスタムカーが車検に通らないと言われるのは、改造そのものではなく保安基準への不適合が原因です。車高やタイヤ、マフラー、灯火類、窓など、落ちやすい項目ごとの基準を知っておけば、通る仕様かどうかを自分でもある程度は判断できます。

基準を外れそうな場合でも、構造変更や車検対応品への交換、純正戻しといった選択肢があります。判断が難しいカスタムは、車検前に整備工場やカスタム専門店へ相談しておくと、当日の差し戻しを防ぎやすくなります。

大切なのは、思い切ったカスタムをあきらめることではなく、基準を把握したうえで事前に確認しておくことです。完成度と適法性は、正しい知識と準備があれば両立できます。次の車検に向けて、まずは自分の車の気になる項目から一つずつ見直してみてください。

車検に通らない不安を解消するカスタムカーならLUPUS NOVA

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LUPUS NOVAは、外装から調律までを一つの思想で束ね、完成された一つの形として仕上げるカスタムカーの専門店です。国内有数のアフターパーツメーカー出身のスタッフが在籍し、合法範囲内での施工を徹底しているため、見た目の完成度と車検への適合を両立できます。

完全予約制で一人ひとりに個別対応しているので、まずは今のお車の状態や気になる項目を伝えるところから相談を始められます。

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